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ロミオとジュリエット初観劇!お日柄も良く…春の兆しの感じられる良き日に、グローブ座へ足を運んで参りました。


相変わらず上田君はステキに可愛らしくて、格好良くて、楽しかった。ジャニーズの舞台はドリボというトンデモ舞台*1を除けば初なので色々戸惑うところはありましたが、カーテンコールでいつもより力強く、だけど余計なものを背負わないで自然体でステージに立っていた上田の姿が、今までよりもずっとずっと頼もしく見えました。


あとはネタバレと、色々。不愉快なことも書くかもしれんし、という感じなので隠す。


とりあえず不満ごとから。


なんかストーリーはちょっと勿体ないなあ、と思った。キャラ設定が序盤に上手く出し切れてない感じ。で、後半にサラリとロミオはこうだった、ああだったと出てくる感じが、つじつま合わせっぽく感じてなんか、ちょっとなあ…。
あと、すっごい演出がスピーディで着いていけないところも多々。台詞回しも早いし、場面転換も結構早い。で、台詞が基本的に早いから、とにかく聞き取りにくい。ただでさえ、登場人物の名前とか地名がカタカナで理解するのに時間が掛かるのに、特に上田が舞台慣れしていないせいもあるとおもうけど、台詞まるまる何言ってるのか分からないところもあったし。*2
っても、この辺は好みもあると思う。ロミオとジュリエットっていう有名な題材で粗筋知っているから、全然ストーリーが飲み込めないって訳じゃないし。



なので、色々書いたけど、わりと結構楽しく見れました。序盤は普通に上田って感じもした。
女好きの甘ったれで、気が多い。とにかく色んな人やものに愛されて育ってきた子という雰囲気。
ジュリエットと会ってからの、熱に浮かされて危ういけど可愛くて、思い立ったら突き進まずにいられないところ。結婚するために一生懸命なところ。
街を追放されて嘆くところ。ここは結構好きです。ジュリエットだけじゃない、会えなくなるのは、親も家族も、町の人も全部。そういって叫んでた。
やり直せるならやり直したい。それでもきっと自分は同じ事をするだろう。私はここでちょっと泣いた。人が死んだ後の残された人の嘆きには無条件に反応してしまう。
ジュリエットが死んだって聞いたところ。もうこんな暮らしは限界だ、どんなに稼いでも家なんて買えない。といって激昂するところも、あのシーンだけ見たら結構良かった。


あ、多分上田君は1つ台詞を飛ばしました。多分
翔央ともうひとりの友人に、何を隠しているのか教えろーって迫られてる部分で、急に上田が翔央にキレたんだけど、友人役の人がすっごいオロオロして、ちょ、ちょっと待って、逆ギレの逆ギレか?とか、お前自由だな。。。とか言っていたので、おそらくなにか飛ばしたんだと思う。
ちょっとそのときは、その友人役の人が可愛いと思ってしまった。


ジュリエットも可愛かったなあ。目が大きい、顔が小さい。声が可愛いし、すごくあのジュリエットに合っていた。
上田との雰囲気も可愛らしくて、ほのぼのする感じで。幼い女の子の純真さが真っ直ぐに伝わってきたと思う。


やっぱり演劇は何度も通うものじゃないなあ、と思いつつ。終盤にあと1回は行く予定にはしているので、1ヶ月経っての変化を楽しみにしたいと思います。

*1:失礼です><でも、あのトンデモ感がジャニーズの真髄だという認識。あと、エンターテイメントとしてはわりとかなり良質なのではないかとかは思う。ストーリーは…だけど。

*2:これは、私自身の聞き取り能力が通常より劣るというのはあると思うのですが。あまり人の話を聞き取るのが上手くない。会話はまだしも、テレビとかうまく理解できないことが多い