友&仁 2/16 2部

ふと思ったのですが、ラブユアセルフは「君が嫌いな君が好き」というタイトルじゃだめだったのかな。半年後、曲名を思い出せなくて「君が嫌いな君が好き」としか言ってない自分が容易に想像できるのですが。
だって、カツンの曲Love多くね?イメージだけだから、ホントに多いか知らんけど。


16日は友仁に行ってきました。お一人様で、二階でまったり。以下ぼんやりと感想。
先に言っておくけども、絶賛という感じではないので、あれです、そういう絶賛以外を特別に求めている人以外は、先を読まないほうが良いです。


といっても、別にこれ駄目だあって思ったわけではないです。
日生劇場という舞台と、赤西仁という人の才能が、とてもうまく絡まっていて、すっごく質のいいエンターテイメントだなって思いました。
なんていうのかなあ、演出も音楽も、照明も、ステージの雰囲気そのものが、すべて。隙のない作品になっていると思った。
赤西さんのソロは、カツンのライブでも、いつも私は隙のない、完璧な舞台だと思っていて、それが2時間のライブの中でも同様に再現されていたと思う。
仁君の格好よさも迫力も、かわいささえも、なんか完璧だよね、あの人。抽象的なことしか言えないけども。ぶれのない人だなあ、ってすごくすごく思ったよ。


ただ、ちょっとさびしいことだけれど、私はちょっとお呼びではなかったかな、と思う。
正直言うと、あんまり曲が好みじゃない。HIPHOP嫌いじゃないけど、なんか違うんだよなー。
ただそれだけです。だから、あまり一般的な評価とは違うかな、とは思ったんだけど、曲が好きじゃないだけでこんなに疎外感味わうのかと思うほど、ある意味で本当に完璧なステージだったんだと思う。
それを書きたくて、このエントリをあげています。


てか、なんか、ずっと公演の間、私は仁君の何が好きなのかなーって考えてしまった。多分、曲が好きじゃないだけで、こういう感想になる人ってばかりじゃないと思うんだ。だって、今までのカツンでの曲とはちょっと違うし、会場見てたら色んな人がいたし(年代とか服装とか)。
でもきっと十分楽しんだ人のほうが多いよねー。何なんだろうね、と思っていたら、paparatsで振り切るほどあがった。
あれ好き、大好き、あの曲の仁君だけ家に攫って閉じ込めたい。と思ったの。なんで記憶って、もっと鮮明にならないんだろうなー。
なので、私はロックを歌う仁君がよほど好きなんです、多分。その辺はあまり揺るがない。大好き。
でも、それ以外に対して執着がないのだなあ。*1
今のビジュアルって別に大して興味をそそられないし、相変わらずハットだのサングラスだの装着中だし。髪長いし。


しかし、まあ、今回の彼の、ソロの目指すところで言うと、おそらく私が振り落とされたのは正しいあり方だったんじゃないのかしら。仁君が好きな音楽、には残念ながら私はあまり興味がない。好みの点から言っても、仁君への興味という点でも。


それでも、彼の貴重な公演のひとつに参加させていただけたことは、とっても有意義というか、大切にしていきたい時間でした。
まだあと10日間くらい、かな。最後まで体調とか崩さずにがんばって欲しいです。


以上。

*1:実際には、ほかの曲にエフェクトが多用されていたこととかも大きく左右していて、声担としては堪能するポイントが少なかった、ということになりますが。なので、ほかの曲で言うと、エターナルとかは素敵だなあって思った。